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19.11.18
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マイ木鉢を作るぞ(21) 口縁の線を決めました
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高台の(糸底)の線を決めましたから、次に口縁(こうえん:鉢の縁の部分)の線を決めました。
口縁になると、大きいですから、広めのベニヤ板の上にサンドペーパーを4枚、ガムテープでとめて、その上を写真のようにしてこすりました。
主に、黒い矢印の方向に動かしながら、赤の矢印方向に少しづつ動かしていきます。
厳密には、凹凸があるかもしれませんが、見た目には大変きれいな水平面が出来ました。
外は肌寒くなりましたが、風は無く天気が良かったので、作業はスムースでした。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.11.11
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駒板の修正
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(木鉢の話はお休みです。)
駒板の幅を少し狭くしたいという田中翁のご要望を受けて縁を1センチほどカットしました。(達人はこの1センチが問題なのかと思いましたら、持ち運びのカバンに合うようにしたいとのことでした。)
書き込まれたご希望の線が少し曲がっていましたので、ケビキで平行線を入れ、慎重に鋸で切り取りました。
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鋸で斬った面はささくれていますから、紙やすりをかけます。本職であれば、かんなをかけるところでしょうが、道具類なども十分でありませんので、紙やすりです。
なにも無しでやすりがけをすると、直線がでません。真直ぐ動かしているつもりでも、どうしても円運動が入ってしまいまして、面が丸まってしまします。
そこで、左のような簡単な冶具です。
Aは板、Bは直角の面のある垂木です。
写真のように、紙やすりを敷いて、垂木に沿わせて軽く動かしていきます。(極端に力を入れるとダメです)
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番手を上げて(1000番)仕上げます。
写真は完成品です。
Cの面が他の面に対して直角になっています。また、きれいな平面が出ています。一応満足の出来でした。
田中翁には喜んでいただきました。
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19.10.28
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マイ木鉢を作るぞ(20) 糸底の線をほぼ決めました
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高台のうち、テーブル面に接する部分を糸底といいます。今日は、この糸底の線(高さ)を概ね決定しました。
鉢の縁(口縁という)の高さを測ってみたら、高低があって、傾いていることが分かったからです。
木鉢の内面は、既に概ね一定の形状にしていますから、傾いているのは高台の部分であると判定して、削ることにしました。
削りは、かんなと紙やすりで行いました。紙やすりは平らな板の上に留めて、その上で鉢を回してこすり合わせることにしました。
概ね所望の結果が得られました。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.10.8
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マイ木鉢を作るぞ(19) 徐々に内部の仕上げ
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徐々に内部の仕上げを始めました。
陶芸の場合もそうですが、作品の形は内部の形で決まります。内部の形を最初に決めて、次に、厚さが一定になるように外側を削りますから、そういう順序になるのです。
木鉢の場合も同じですが、陶芸の場合のように土が乾いてしまうということがありませんから、内外を眺めながらゆっくりと時間をかけて削っていけば良いわけです。そういうことで、内部の作業をしょっちゅうしています。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.10.6
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マイ木鉢を作るぞ(18) 乾燥が遅い
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(最近は、蕎麦日記なのか木工日記なのか分からなくなっています。)
さて、
乾燥がなかなか終わりません。
戸棚の中に入れっぱなしなので、乾燥が遅いようです。
紙やすりで削ると、削りくずがわずかに湿っています。
ひびも発生します。
保管場所を変えて、もう少しオープンな場所にしたほうが良いかもしれません。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.9.9
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マイ木鉢を作るぞ(17)紙やすり作業専用工具
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乾燥を待ちながら、できるところから徐々に徐々に仕上げをしています。
仕上げ作業のほとんどは、紙やすりを使ってのやすりがけになります。これを効率的に行うために写真のような曲率の異なる木片を使用しています。
効率的にするためというより、むしろこの手の工具は必須です。このような道具を使わないで手でやると、内側に細かい凸凹が発生すると思います。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.8.19
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マイ木鉢を作るぞ(16)ひび再発、工事中断
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だいぶ出来上がりましたが、恐れていた"ひび"が極くわずかですが再発しました。結局乾燥がまだ足らないようです。
そこで、例のホッチキスによるカスガイ施工とティッシュによる乾燥防止の紙張りを行いました。これでしばらく様子をみることにします。
今日で、夏休みも終わりです。ちょうど良い区切りかもしれません。来週の日曜日からは、可能な部分の工事を少しづつ行いながら乾燥を待つことにします。
最終重量7.4kgでした。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.8.18
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マイ木鉢を作るぞ(15)内側形状微調整
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内側の形状が場所によって微妙に異なっているようです。(場所によって傾斜の具合が異なる。)
そこで、ある一箇所を基準にして、そのほかの場所をそれに揃えることにしました。(一番傾斜がきつくなっているところを基準にしました。他の場所は浅いわけですから、削れば良いという考え。)
そのために、基準となる場所の傾斜に合わせて型紙を作りました。そして、それを、アルミのLアングルに貼り付けぐるっとまわしながらチェックしました。結構、相違がありました。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.8.15
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マイ木鉢を作るぞ(14)形状概定
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側面の削りもなんとかかんとか終わらせました。
使用した工具は主として"のこぎり"と"のみ"でした。
最終的なサイズは左の写真のとおりです。
これがいわば骨格でして、以後はやすりなどで仕上て行きますので、徐々に小さくなって行きます。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.8.14
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マイ木鉢を作るぞ(13)側面の削り作業たいへん
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側面の削り作業を開始しました。
工夫を凝らしたつもりだったのですが、敵もさるもの、単純ではありませんでした。
部位に応じて道具を使い分ける必要がありました。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.8.13
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マイ木鉢を作るぞ(12)ひびの進行なし
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明日から、電気かんなをドイトから借りて側面を外側から削る作業に入ることにしました。
その前に、ひび割れ防止のために貼り付けていた紙をはがしました。
ひび割れの進行防止のために、ホッチキスを"かすがい"にして打ち込んだのですが、効を奏しておりました。左の写真のように見事にひびの進行が止まっています。むしろ、ひびの隙間が無くなっています。
この手のひびは、表面の乾燥によるものでごく表面だけに生起しているものと思われます。ホチキスを引き抜いて表面を数ミリ削ってみると、内部にはほとんど影響がありませんでした。
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左の写真は5月22日の施工直後の同じ場所ですが、ひびの筋が見えます。この状態というのは、表面だけが乾燥してそこの体積が内部に比べて減少したため、引っ張りの応力が加わり、弱いところから裂けた、ということだと思われます。内部の乾燥が進み、表面とのバランスがとれれば元に戻る、ということです(上の写真)。
こういう、対策が必要だということを鈴○さんが教えてくれたのですが、おかげさまで良い結果になりました。
なお、紙を張るのは、新たにひびが発生しないように、ということです。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.8.11
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マイ木鉢を作るぞ(11)底厚の調整
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内側の形状が概ね決まりましたから、外側の成型にかかろうと思います。
今日から、夏休み。
今日は、底厚を調整することにしました。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.8.5
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マイ木鉢を作るぞ(10)内側の仕上げ1
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内側の仕上げを本格的にするにあたって、内側の形の基準軸を決めなければなりません。それは、まず中心点になるわけですが、これがなかなか難しいのです。よくよく見ると、縁の平面部分も、裏側の底の平面ももゆがんでいるし、中心点を求めて行くための基準が無いのです。
しかし、考えてみれば、出来上がった鉢を物差しかなんかであらためて測る訳ではなく、見た目で円形になっており、触ってみて凸凹が無ければ良いのですから、できるだけ正確を期するものの、見た目と触った感触で調整して行くことにしました。
今日は、鉢の「内側の仕上げその1」です。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.7.8
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マイ木鉢を作るぞ(9)内側のサンド仕上げ(試行)
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乾燥が程よく進みましたので、内側の仕上げを行なうことにしました。
内側は曲面になっていますので、本来は四方外反りのかんなを使うのですが、専用工具を買うゆとりはありません(数千円する)ので、サンドペーパを使用することにしました。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.5.22
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マイ木鉢を作るぞ(8)ひび割れ防止2
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乾燥していくにつれて、細かいひび割れが発生してきました。
ホッチキスで鎹(かすがい)をうち、今回はティッシュペーパを貼り付けて乾燥防止をすることにしました。非常にうまくいったと思います。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.5.1
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マイ木鉢を作るぞ(7)ひび割れ防止
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ひび割れ防止のために最初は新聞紙を使用しましたが、この日は最終的に障子紙で張替えました。
しかし、障子紙も「和紙風」ですが、実際は合成樹脂製のようでして一応は張れたのですが、曲面部分にはしっくりと張り付いていません。(後日、さらに改善を加えました)
少し詳しい内容はこちらです。
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19.4.30
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マイ木鉢を作るぞ(6)荒仕上げ
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覆輪(ふくりん;外周に作られた取っ手)を作り、あわせて全体の厚みが約4cmで均一になるように、余分の肉を削りました。
電気かんなは、近所のドイトで借りました。一泊二日500円です。作業は快調に進みました。
また、作業中、みるみるうちに細かいひび割れが発生しました。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.4.28
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マイ木鉢を作るぞ(5)裏底削り
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のみを使って鉢の裏を削りました。
左側が丸のみ、右が平のみです。
全体の高さと深さを測り、底の厚み分を残してのみでえぐって行きます。まだまだ水分があり、さくさくという感じで削れました。
この段階の重量は15キロです。かなり重い。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.4.22
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マイ木鉢を作るぞ(4)外削り
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内側を、やり鉋(かんな)で概ね仕上げたあと、電気鉋で外側を削ります。
この作業がだいたい2日目の午後です。ここまででこの作業所での作業は終わりです。
あとは、紙やすりなどでの仕上げの作業に入っていきます。これらは自宅での作業です。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.4.21
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マイ木鉢を作るぞ(3)内掘り
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土曜日曜の2日間、秩父の山奥にあります、「彩の国ふれあいの森埼玉県森林科学館」に泊りがけでいってまいりました。
昨日作った型紙、大工道具(念のため)、着替え、サロンパスなどなどを持って朝6時に出発、自宅から3時間の行程でした。
2月頃から、構想を練りに練っておりましたが、いよいよ戦いの秋(とき)来(きた)るというので、はやる心を抑えての移動でした。
少し詳しい内容はこちら(のみで内堀り)とこちら(やりカンナ仕上げ)です。
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19.4.20
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マイ木鉢を作るぞ(2)型紙
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型紙を作りました。
材料は、水をたっぷり含んでいますから、乾燥するにしたがって縮んできます。その縮み方は繊維方向と年輪方向で異なります。
したがって、その分を見越して加工する必要があります。
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深さ方向の型紙です。
昔習った楕円の作り方を調べなおして、楕円のを描き、それを半分に切った形にしました。
底辺に当たる部分(接線)は水平、縁に当たる部分(接線)は垂直です。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.2.24
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マイ木鉢を作るぞ(1)原木
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※サイズは640×640×250(o)
樹種は「イチョウ」です。
重さは(確か)40kg。
一番下のものが私の材料です。
少し詳しい内容はこちらです。
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以前から、ぜひ作ろうと思っておりました捏ね鉢を作ることになりました。
そばうち倶楽部の希望者10人が、まとまって原木を買って、プロの指導を受けながら作るのです。
幹事役は、すでに5回の経験がある鈴○さん。煩わしいことは全ておんぶに抱っこさせて頂いて、参加者は、鉢つくりに専念できるという願ってもない条件での作業です。
今日は、わくわくしながら、原木を切り出して保管してある木工所に現物を見に行き、小型で傷などの少ない材料を選びました。
ついでに木工所のご主人にいろいろとお話を伺い、構想を固めることが出来ました。
・木は芯方向に直角な方向が5%くらい縮むので、その分を大きめに作らなければならない。
・乾燥に注意を要する。表面の急激な乾燥(太陽光、風)は厳禁である。
(この辺は、陶芸における自然乾燥と同じ理屈であって、木の場合はそれがゆっくりと進行するということですね。)
・乾燥は、1年くらいかけてゆっくりと行うことが肝心。
・仕上は、柿渋でも良いのではなかろうか。
‥‥などなどです。
大きくて軽くて美しい鉢を作ろうと思っています。
少し詳しい内容はこちらです。
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19.2.21
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丸出しと角出し
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1 丸出し
■成形の作業(目標は均一性)
延した麺が次の段階できれいな四角になるかどうかの大事な局面なのですが、その時々でできふできがあってどうもうまく行きません。目標は、直径60p程度で厚さが均一で形が真円になることです。大きさは60センチ程度になるのですが、問題は均一な厚さと真円という形状です。
この問題の解決方法としては、厚い部分を見つけ出し、形状に注意しながら、その部分を薄い方に向けて押し出す、ということのようです。更に大事なことは、この作業を早めに(全体が薄くなって行く以前に)行なうということです。つまり早め早めの処置をするということでして、薄くなってからでは手の施しようが難しくなるからです。
この際の手順として橋○さんが行なっているのは、丸くなった生地の上側(奥側)の縁を肩幅で左右の手先で摘み、その厚さを比較するといものです。少し工数が多くなるような気がしますが、良いやり方かもしれません。
■棒さばき
丸出しでは、麺棒で一定方向へ延しては、30°の方向変換をし、そこをさらに一定方向へ延すという作業を繰り返します。このことで一定の厚みと形状(真円)を得るようにします。
この30°の方向変換の際に私は、円の下端(一番手前側)を見て行なっていましたが、橋○さんのやりかたでは、麺棒を一番奥に突き出した際の円との交点が予め30°になるようにしておいて(そこまでしか麺棒を動かさない)、次はその交点部分を見つめておいてそれを円の上端に来るように方向変換するというものです。これだと割りとスムースに行くようです。合わせて、スタート地点に打ち粉でマークしておけばさらに良いとのことでした。
3 角出し
なかなか満足いく形になりません。
これが難しいのは、麺が棒に巻きついた状態(全体の形がどうなっているか分からない状態)で四角という形を作っていかなければならない点にあります。
したがって、どうすればよいかというと、時々生地を広げながら、全体の半分の姿を台の上に展開しそれを観察することで全体像を推し量り、要すれば所要の修正を加えるということになります。
ありがちなのは四角の各辺が内側に曲がった形(富士山の稜線のような形)になることです。
これを発見するためには、上に書いた「半分広げ」をすれば容易に分かるのですが、この富士山の稜線を直線に修正するには、巻き取った時に、稜線にあたる部分を稜線に沿って圧してやれば良いわけです。
要は、このように意識をしてそれに合った作業をするということなのです。
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