11赤変無地ぐい飲み |
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備前土のぐい飲みです。 還元ができる窯に頼んで焼いて貰いました。 いわゆる備前焼の濃い茶色と違って、赤っぽい色合いになっています。そしてそれが全体的に均一に変化しています。焼いて頂いた方の話では、他の釉薬が移ったのではないかということでしたが、それにしてもきれいな(均一な)色になりました。 こういう色合いのものが常に出せると良いのですがねぇ。 なかなか、ねぇ。 こういうのを手にしていると日本酒を飲みたくなります。 持ち込んだ先の窯は石油窯ですが、これを運用している方が極めて熱心な方で、陶芸に手を染め始めて間もないのですが、完全にモノにされているようです。約30分ほど、とうとうとして窯についてのお話をされました。たいしたものです。 |
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10 ぐいのみ 備前焼風 |
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備前の土を使いまして、初めて焼いた作品です。 焼く際には、「さや」という入れ物の中に入れて、そのなかに木炭などを一緒に入れて焼きます。 木炭の炎が掛かる部分が黄金色になります。全体は、薄い茶色〜ねずみ色です。狙いは、備前のあの渋い茶色なのですが、そこまで行きませんでした。 |
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9 焼酎お湯割用ぽっど |
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どっかの居酒屋で見かけたので、それのパクリです。 熱いお湯を入れて、マドラーを突っ込んで卓上に運ばれてきてました。 居酒屋にあったやつは底の部分がもっと広がっていてどっしりした感じでした。 飲み手もどっしりと据わって飲り始めたら、飲みすぎて二日酔いになりそうです。 |
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8 徳利 |
粘土;半磁器土 |
文字は「百薬の長」 片岡鶴太朗にならって、左手で書いてみた。 右手でちゃんと描くとよっぽど上手に描かないとさまにならないが、これだと妙に味がでるから、不思議。 |
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7 徳利その2 | 粘土;半磁器土 釉薬;内側に乳白釉、外側に透明石灰釉 文字;焼貫呉須 |
えくぼのついた作品というのは、実は難しいのです。 なぜかというと、えくぼをつけれるほど、胴体が柔らかくかつ、(その時点で)薄くなっていなければならないから、です。 つまり、薄く成形できる事が必要です。(自慢) あと、水だれしないようにするには、加工上ちょっとしたコツが入ります。(別のところで説明します。)(またまた自慢) |
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6 骨酒用徳利 | 粘土;半磁器土 釉薬;乳白 絵柄:古代呉須 寸法;30サンチ級の岩魚にも耐え得る。 |
骨酒用の徳利です。 同じ職場に、岩魚釣り名人がいて、季節になるとどっさり(本当にどっさり)職場に持って来てくれる。(人のために・・というのがすごいですねぇ。仏教用語で『利他』です。)その彼からのご注文でした。 これは、護衛艦をかたどっています。 艦番号3534は彼のデスクの電話番号。 艦尾には彼の名前をひらかなで入れました。大砲付きですぞ。 穴のところには彼の手製の「つる」が入ります。 焼いた岩魚が、艦内に取り込まれ、熱燗が注がれれば『出港用意!』(業界用語で、「出港」の号令です)。 うまいのなんのって・・・・・。 下段は、予備に作ったもので、取っ手をつけてみました。 排水量としては、こちらが大きい。 使い手は、多分やや悪いと思います。 取っ手の付き方がわるいのですが、分かっていたけど已むを得ず妥協しました。よくあることです。 上のものもこちらのものも、注ぎ口の形状に相当苦労しました。急須と同じく、液体が垂れたら使い物にならないからです。 今も、職場の宴会などで活躍しているのでしょうか。
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5 ぐい飲み、盃など | 粘土;半磁器土 釉薬;透明石灰釉 文字;焼貫呉須 |
少しやけくそ気味で一気にたくさん作りました。 形は、さかずき型と湯のみ(胴長)型の2種。 書いてある文字は全て「百薬乃長」。つまり、お薬を飲むときの容器です。 自分自身と配偶者に対して言い訳が準備されている逸品。 実は、この一群は、やや小ぶりです。 底には、蛇の目を入れたのですが、きれいな円を描くのはなかなか難しい。 文字の色は、濃い目の呉須にしたが、少し鮮やか過ぎるかなぁ。渋みのある「古代呉須」のほうが味があるかなぁ。
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4 ぐい飲み1号 | 粘土;半磁器土 釉薬;透明石灰釉 文字;焼貫呉須 |
この手の形は、持ちやすく飲みやすい。 側面を、少し反らした形にするとさらに良いように思う。 品も出てくるように思います。
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3 ぐい飲み2号 | 粘土;半磁器土 釉薬;透明石灰釉 文字;古代呉須 寸法;D=7.5p/H=4p |
盃型です。 普通の盃よりも少し大きめにして、高台(こうだい)も高めに。肉厚もやや厚めにしたので少しどっしりした感じです。 この形の盃だと、飲む時に、口を持って行く姿になるのが不思議です。
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2 ぐい飲み3号 | 粘土;半磁土 釉薬;乳白釉 文字;青釉 寸法;D=6.5p/H=4.5p |
湯のみ型です。 胴を絞ってあるのがミソです。 平○さん御所望で、差し上げました。 口にあたる部分がよろしいとの講評をいただきました。 釉薬は、「乳白」。釉薬の入ったバケツの中に「どぼ付け」する。文字は、「青釉」で書きました。筆を使うのですが、釉薬のふくませ具合が難しい。 |
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1 ぐい飲み55号 | 粘土;信楽水漉粘土(赤) 釉薬;左;トルコブルー、中;不明、右;織部釉 寸法; |
陶芸を始めたころの最初の作品。 形も、釉薬の処理もいまいちだけど、これで一杯やるとうまいぜ。 この3個は手放さず大事にしてます。
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