10 もの入れ

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1 小物入れ

粘土;半磁器土    釉薬;赤イラボ(蓋の部分は濃く、その他は薄く施釉)
寸法;D=16cm、深さ=5cm

 
  散らかったテーブルの上が片付くようにと、作ったのですが、モノですぐにいっぱいになって、たんすの肥やし状態になっています。(下の写真)
 一般に、物入れを作っても、そこに入ってくるものが増えるだけで、直ちに解決にはならない、という一例。
 運用者の心がけがもっとも大切ということ、なんですね。解る?○子ちゃん(娘)。

2 薬入れ 粘土;半磁器土
釉薬;赤イラボと青釉
寸法;L=19p、W=12p、H=5cm
 
 これは、たたら(板状にした粘土)で作ったもの。
 四角い箱ものは大変難しい。ここまで来るのに4つくらい失敗しました。
 直線が、なかなか出ません。
 したがって、蓋は、この方向しか入らないようになってしまいました。このため、蓋が上下にならないように、箱側と蓋側を同じ柄で塗り分けました。いわゆる、フェイルセイフ。
 こちらは、薬入れ専用です。年をとると、手元にこのようなものが必要になってきます。

 

3 ティシュケース 粘土;信楽水漉粘土(赤)
釉薬;赤イラボ(全般にかなり薄めに施釉)
寸法;L=25p、W=13p、H=7cm

 これも、たたらで挑戦。蓋でティッシュボックスを押さえてる格好です。
 寸法が微妙にぎりぎりのため、ティッシュボックスはぎゅうぎゅう詰めになっています。でも一応、実用には供し得ます。

 小さなでこぼこ模様は、粘土で板状の部材にしたあと、粘土が柔らかいうちに、粗い目の布を押し付けて模様にするのです。
 形が、やや不細工なため、もう一度挑戦しようかと思うのですが、面倒なのと失敗のリスクが高いので、その気になっていません。

 

4 食卓小物かご 粘土;半磁土   
釉薬;石灰透明釉  
寸法;

 取っ手をひねって付けてある点がミソです。お分かりになります?
 絵柄は、唐草(葡萄?)に統一。
 中に入っている器は試行錯誤しながら作っていきました。

 陶器は、成形、乾燥、素焼き、本焼きの過程で約15%小さくなります。これは、最初に含まっていた水分が、各段階で無くなって行くからです。
 この見越しが、まだうまく付けれません。