2 マグカップ類

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7 粉挽きお魚紋マグカップ

 赤色系の土に化粧土を掛け、素焼きした後、呉須で着色。透明釉を掛けて焼いたものです。

 デザインは、名産展のようなところで出品されていたものを参考にさせてもらいました。
 その店のモノは、数種類の釉薬で仕上げてありましたが、私は沖縄風掻き落としでやってみた訳です。
 化粧土は、器などに使えば、器全体に均等に広がってきれいな仕上がりになりますが、コップの外にかけると写真のようにまだらに垂れ下がって、美しくありません。
 外側に化粧する場合は白絵土を使ったが良いのかもしれません。

 このような掻き落としでは、素焼きの後にサンドペーパーを使ってバリを良くおとす必要があります。
6 福○さんご用達セット粘土;半磁器土
釉薬;乳白釉
文字;蝋抜きで青釉をスポンジで塗布



 抹茶茶碗をご用命いただいた福○さんに、カップ類を作りました。これらは、実は、素焼きの作りおきがいくつかあったので、それらに文字をいれ釉薬を掛けたのでした。ご用命は、抹茶茶碗と葉っぱの型を押した中鉢(あと、茶香炉)でしたが、せっかくですからこれらを急遽、勝手に追加したのです。
 左から、・少し多きめのぐい飲み?
      ・湯のみ
      ・マグカップ(ただし少し重いです)
      ・ビアグラス

5 蓋付きマグ粘土;信楽水漉土
釉薬;乳白釉
文字;蝋抜きで青釉をスポンジで塗布
 私の田舎は熊本です。
 熊本といえば、水前寺清子?
 水前寺清子といえば、水前寺公園?
 水前寺公園は細川公が作られた庭園であります。阿蘇の伏流水が豊富に湧き出ておりまして、その美しい池を中心にして作られており、現在は、市民の公園として親しまれております。子供の頃、毎日この公園を突っ切って小学校に通ったものでした。

 以上は、どうでも良いことですが、その公園で「水飲み会」というのが催されておりました(今もやっているかなぁ?)。毎朝、公園の湧水を腹いっぱい飲むという、一種の健康法です。
 そこで、左の蓋付きマグカップ。
 竹炭が入っています。
 これに水をいっぱい入れて冷蔵庫に入れておきます。
 そして、毎朝一人だけの・・「水飲み会」。
 なんか、血液サラサラに・・・、でも血が薄くなって思考力が落ちた気もする・・・。
4 コーヒーカップ 蝋抜き名前入り粘土;半磁器土
釉薬;乳白釉
文字;蝋抜きで青釉をスポンジで塗布

 
 関係者に作りました。
 乳白をかけた後、しばし乾燥させます。
 撥水剤で文字を書き込みます。
 スポンジに青釉を含ませで、ポタポタと塗布します。このとき、欲張ってあまり付けすぎると青い部分が垂れ下がってしまいますから、そこは適度に。垂れ下がると、お岩さんの顔のようになりますから要注意。
3 コーヒーカップ ネーム入り

粘土;半磁器土
釉薬;内側に乳白釉、外側に透明石灰釉
文字;焼貫呉須

 
 職場の皆さんのために、全部で40個ほど作りました。
 ありきたりでは、手作りの意味がないので、名前入りにしました。
 苗字ではなく名をいれたのは、名に良い文字が使われていること、職場では名を覚えてもらえるようにした方が良かろうと思ったからです。苗字は手前側に小さく書きました。

 左の一群は40個のうちの最後のころのものです。全体のバランスや取っ手の形など、まぁまぁ、かなぁ。(でも40個は大変だった。意外と手間がかかった。)



2 コーヒーカップ アップ粘土;半磁器土
釉薬;内側に乳白釉、外側に透明石灰釉
文字;焼貫呉須
 
 左のカップは、「道夫」君用に作ったもの。

 カップの内側は「乳白」という釉薬で処理。外側は、呉須で書いた文字をきれいに出すため、透明の釉薬。円はコンパスを使用。手間がかかりました。
 
 字はもともと下手なので、ワープロの行書体フォントを手本にして書きました。まぁ、それなりに「味」がでて良いかな。

 (注;「味」という言葉は、作品を心底から褒める場合にも使用するが、自分を慰める場合にも使用します。)


1 コーヒーカップ 模様入り粘土;半磁器土
釉薬;内側に乳白釉、外側に透明石灰釉
文字;焼貫呉須 絵 ;青釉、赤色釉


 夏子さんと千秋さんのために作ったカップ。夏と秋の2文字。
 ただし、字がやや細かったかなぁ。
 裏には、梅の花をあしらったつもりです。花びらを適当な濃さにするのが難しい。
 
 綺麗なものを作ろうとすれば、おなじものをたくさん練習すればよいのでしょうが、今は、あれこれ作りたい、という訳だから「これだ」という段階までなかなかいきませんね。

 絵は透明釉の上から青釉と赤色(ローズ)釉で描きました。 梅の枝に見えますでしょうか。