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こね鉢の成形状況です
1 底の部分を亀板にセット
 直径約45p。厚さ3p。
 このように広めにしておかないと、ふちを広げていったときに、支えきれなくて、全体が垂れてしまいます。

 亀板の上で、よく叩いて土を締めます。
 厚さについて全体的に均一になるようにします。不均一だと後で不要の苦労をします。
 この辺のところは、蕎麦うちと同じです。
2 縁を作ります
 ひも作りの要領になります。
 これも均一になるようにすることと、圧着を良くすることが大事です。前回は、この圧着が不十分で、間の隙間にたまった空気が、素焼きの際に急激に膨張して爆発し、底の部分が割れてしまいました。
 今回、慎重にくっつけて、上から良く押し付けました。(が、大丈夫かなぁ)
 
 このあと、ろくろを回して筒状に成形していきます。
 
3 縁を積み上げました
 一段では、多分高さが不足するので、もう一段ひもを乗せました。
 この際も、圧着を確実にしました。(が、だいじょうぶかなぁ)
 
 このあと、ろくろを回して筒状に成形していきます。

4 筒を作ります
 一応、筒ができました。
 直径40pくらい。高さ30pくらいでしょうか。

 厚さが、少し足らないかもしれません。このあと、横方向に広げていきますので、この段階である程度厚さが必要です。
5 すこしづづ広げていきます
 へらを使って、徐々に広げていきます。
 こね鉢自体は、頭の中にイメージが出来ていますので、それに沿って広げていくのですが、広げすぎたときに戻せないので(小さいものだと、口をすぼめて調整できる)、全体を確認しながら作業を進めます。

 実は、すこし、縁がへたりました。一応、何とかごまかしました。

下のようなへらを使います。
6 乾燥、高台削りを省略しましたが、一応成形終わり。
 作業途中、危機的状況もあったことから、写真をとる余裕がなくなりました。
 この写真の前に、高台を削る作業があります。
 
 形が真円にならず、削るのも大変でした。
 形が真円にならないのは、広げるときの力が不均一になるこだからだと思われます。この辺の作業は、少しづつ、慎重に、が必要です。

 一応、形は出来ましたが、うまく焼けるかしら。

 所要時間は、正味4時間くらいでしょうか。腰が痛くなりました。