3 焼酎/ビアグラス

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1 焼酎グラス/ビアグラス

粘土;種々
釉薬;掛けたり掛けなかったり
文字;青釉

 
 名前に該当する方々用に作りました。
 人に差し上げるのは難しいのですが、これらの方々は良く知った方々ですので、いわば押し付けで差し上げます
 ビアグラスでは、内側に釉薬が掛けてありません。
 クリーミィな泡が立ちます。
2 焼酎グラス粘土;半磁器土    
釉薬;乳白釉、文字を青釉
寸法;D≒8cm、H≒12cm
 
 職場の同僚と飲みに行ったとき、彼はグラスを手にしながらこんなのがほしいですねぇ、と言う。 また、店の兄ちゃんに注文するときに「五・六にして」などと面白いこと言う。私、酔っ払っていても、そういうのはしっかり記憶。

 カップには全て、「最適比5:6」を描きました。
 背の高いコップを作り始めたころなので、焼き上がりの大きさがつかめず、全般にやや小さめ。 技術的にも、ろくろで細く高く引き上げるのは難しいこともあります。

 皆さん、最適比5:6を守っていますか?

3 焼酎グラス 夏子用

粘土;半磁器土     釉薬;透明石灰釉
絵 ;枝=青釉、花=赤(ローズ)釉
文字;焼貫呉須 寸法;D=9p、H=15p 

 「夏子」さんのために作ったもの。
 内側は、釉薬をかけない素焼きの状態。もちろん唇の当たる縁の部分は釉薬を施してあります。きめ細かい泡がでてビールがうまいということだが、使用感はどうなのでしょうか。校外評価(業界用語)を要します。

 サイズも大きめに出来たし、形もまぁまぁかな。
 梅の木は、青釉およびローズと称する釉薬で描きました。

4 あ号燃料(ビール、焼酎など)用粘土;半磁器土   
釉薬;乳白釉   
絵柄;青釉

 こうしてみると私の作品には、青(紺色)の使用が多い。
 私の好みなのです。

 右のやつには、「飲むぞぉ」と書いてある。
 また、口を少しすぼめ気味にしたのだが、少し飲みにくいです。
 やはり、口に当たる付近は少し開き気味にしたやったほうが良いようです。

 (なお、「あ」号はアルコールの略です)




5 焼酎グラス鯨飲号 粘土;半磁器土   
釉薬;乳白釉  文字;青釉     
寸法;D=8cm、H=9cm
 
 焼酎用に作ったが、やや難?
 焼酎用としては少し小さい?
 水割りにしろお湯割りにしろ、たっぷり入れて、語らいながらちびちび飲むということが出来ません。(高速で多量に飲む人にはどっちでも良いか)

 焼酎と水(お湯)の比率の目安になるようにと、くびれをいれてみました(写真では、文字の半分のところにある横方向の細いくびれ)が、いまいちぱっとしなかったね。
 手に持ちやすくするための、えくぼは良い感じに仕上がったし、厚みも薄く、できました。

 

6 焼酎グラス 酎号 粘土;半磁器土    
釉薬;乳白釉  文字;青釉       
寸法;D=8cm、H=8.5cm


 向こう側が少し切れ込んでいるのは、素焼きの終わったやつを誤って欠いたのでその部分を滑らかに削ったものです。(わざとへこましたのではありません。)

 このような場合、名人は躊躇することなく土間かなんかにバーンと打ち付けて壊してしまうのだが、小生の場合○○ビンボー。もったいないのとせっかく作ったのに・・という感情が何よりも先立ちます。

 

7 多用途コップ(MPC;Multi Purpose Cup)
粘土;半磁器土
釉薬;(本文参照)
絵柄;(本文参照)

 焼酎、ビール、お茶、カルピス・・なんでも来いの優れもの。
 大きさは、中央のやつが大き目の湯のみという感じです。
 色は、最後に付けたのですが、わりと鮮やかにでました。
 


薬;左=内側に乳白釉、外側に紅志野。
   中央と右=前面に乳白釉
絵柄;縁は青釉。
    文様は、左/中央;青釉、右;赤色(ローズ)釉
寸法;左;D=9cm、H=11cm
    中;D=9cm、H=9cm
    右;D=8cm、H=11cm

8 多用途コップ(アップ写真)粘土;半磁器土    釉薬;内側に乳白釉、外側に紅志野   絵柄;赤鉄結晶釉   
寸法;D=9cm、H=11cm  
 

 上の3点セットの左のやつをアップ。

 カップの内側は乳白釉、外側は紅志野釉を霧吹きで吹きつけ。吹き付け方として、わざとブツブツになるようにゆっくり吹き付けると焼きあがりも細かいでこぼこがでます。

 絵柄には「赤鉄結晶」という釉薬を使ってみました。意外と趣きのある赤色がでました。最後の本焼き段階の、神さまのいたずらです。
 こんど、また、やってみよっと。



9 ビアグラス お魚号

粘土;半磁土   
釉薬;青釉    
寸法;コップ大


 2個は、中にも釉薬を掛けていますが、1個はかけていません。
 釉薬無しのヤツにビールを注ぐと確かに泡立ちがクリーミィです。でも、汚れがどうなるのだろうか、試験中です。
 ビールをたくさん飲まなくてはならず大変(?)です。
 
 模様は、水中を泳ぐ魚。
 見えますか?
 水を筆で描いたので、なんとなくがさがさした感じになりましたが、濃度を変えて浸すようにしたら綺麗にいくかなぁ。次、トライだ。