○村元パイロットの変身

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 トールペイントの販売店「ハッピーハート」の外観です。
 右側がご自宅、ウッドデッキを介して、この小屋に繋がっていまして、手前は駐車場、そして道路です。

 この小屋も自作というのにはびっくりしました。
 ツーバイフォー(2in×4inが基準の木材)で建ててありますが、普通の人ではなかなかここまでは出来ません。

 まず、ぐらぐらしないこと、雨漏りしないこと、ドアがピッタリ閉まって、スムーズに開閉すること‥、などなど。かといって、綺麗に作りすぎるとトールペイント屋さんとしての雰囲気がでません。
 
 その辺が、大変ほどよく出来ています。

 中に入って、思わず「ほーっ」と声がでました。
 実にバラエティに富んだ品物が所狭しと並べてあります。

 大きく分けると、パネル系と箱系ということでしょうか。
 手作りですから、量産品的なものはありませんで、本当にバラエティに富んでいます。多分、若い女性などは見るだけで楽しくなると思います。いわば、夢の世界なのですね。
 
 値段も、このたぐいの一般的なお店に比べると随分とお手ごろだそうです。プロから見れば大いなる強敵ですね、これは。
 
 見聞きした範囲では、このご夫婦は、利潤ではなく別の高次の価値を追求しておられるようで、その辺も人気の秘密ということになりそうです。

 換気扇が設置してありますし、採光窓が切ってあります。
 上の隅には、火打ち梁(ぶれ防止材)がしっかり打ってあります。


 右側の壁側に並べられた、品物です。
 同じ形のうさぎのパネルが見えますが、これは「型」から起こされたものですね。(型が作業場(下欄)にありました。)

 この写真の下の映っていない部分に傑作があったのですが、説明を聞きながら感心しきってしまったので写真を撮り忘れました。

 その傑作とは、女の子のままごと用のシステムキッチンです。
 なかなか良くできていました。
 (孫ができたら、私も作ってやろうと密かに思っています。)


 奥さんが描かれる、主なキャラクターのようです。
 トールペイントなるものを、今回その気で見たのですが、なかなか細かい表現が施されています。

 奥さんは、旦那さんの沖縄勤務の際に、沖縄で習い始められたのだそうです。
 ここまで書きながら思い出したのですが、そういえば、緒方さんという方の奥さんもやっておられましたね。緒方さんの場合は、陶器に描いておられてそれを一つ頂きました。(事務室の飾りにして、転勤の時に申し送ってきました。たしか今もあります。)

 


 ○村さん自慢の工作室です。
 私も、こういうのは好きですので、見せて貰いました。彼としても、同好の士に自慢したいようでした。(その気持ち、よーくわかります。顔にもそれが出ています。)

 建物と塀の間のスペースを実にうまく使ってあります。
 
 ウッドデッキの下は物置になっているようでした。
 右手は多分台所かなにかだと思われます。
 
 建物の角の「L字型」のスペースに屋根をかけてあります。jこの「実用に供し得る屋根」を作るというのが、誠にりっぱなものです。
 ちゃんとしたドアが付いており、中は、作業台を中心にして、工具類や材料などがうまく並べられております。


 写真をもう少し撮れば良かったのですが、時間もありませんでしたし、感心しながら説明を聞き入っていましたのでその余裕がありませんでした。

 作業場には、各種の電動工具がたくさん装備されており、個人的には大変うらやましい状況でした。いろいろと工夫もされており、フットスイッチを使って、工具の発停の操作が簡単にできるようにしてあるのはなかなか良かったですね。

 それから、元パイロットらしい標語をわざわざ作って貼り付けてあるのには、ほほえましく思いました。

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